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ドSメイドは基本普通の子

第21章 教育者的指導!?


最悪日は突然やって来た。



――――おはようございます。



「おはよう…」



お店の雰囲気が少し暗く感じスタッフルームに行かずホールに向かうと…


店長の手には何か紙らしきものが握られていた。



――――どうしたんですか?


「あっ…いや…すみません」


大平さんもその紙を見ながら黙りこんでいる。



そこまでされると凄く気になる!?



私はその紙を覗き…見ると…



そこには宮ちゃんの学生証に載せるような…真っ正面を向いた写真が目に飛びんできた。



【最上 利宮ーもがみ りきゅうー】


と、本名と年齢、性別、高校名が書かれていた。



――――これ…は?




「…これがポストに入っていたんだよ。宮の…本名と…性別…」



――――あっ、性別…


私はビクッとなってそこを再びの見ると、そこにはご丁寧に赤字で【男】と書かれていた。


「マジか?あいつ――――男?!は?マジで?」



大平さんは動揺しているのか頭をガシガシかきながらウロウロしている。


店長はその紙を見つめたまま…「はぁ…」と、ため息をついた。



――――て、店長?







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