ドSメイドは基本普通の子
第23章 妄想2次元住人!
志願した生徒さんたちの爪を見て綾子はすぐにモデルを決めた。
「彼女にお願いするわ、爪の形も大きさもちょうどいいと思うから」
「よろしくお願いいたします」
――――あ~私も早く見つけないと…
何人かの女子生徒の爪を見せてもらったが…最初のモデルが店長だったこともあり…大きくて細長い爪を探してしまう。
と――――…志願した子ではない男子生徒の爪が目に止まった!
――――うわ!綺麗な爪!店長のに似てるかも!
私はその男子生徒の席に行き…横から爪を見ていた。
「――――あ…あの…な、何か…」
――――あ~…すみません…