ドSメイドは基本普通の子
第23章 妄想2次元住人!
「///あっ、そうですよね――――すみません…テンションが上がりっぱなしで!」
寛太君は私たち全員に頭を下げた。
「こんなにもアニメにそっくりなんて…興奮してしまって!
あの~…ネットには上げないので…写真…いいですか?」
――――写真?~ん~………///あっ…お腹…鳴りそう…
「こんなにも…理想に近い人達…僕の中だけで止めておけません!
是非――――…仲間に…見せたい!」
――――仲間にって……///あ~いい臭いしてきた!///お腹鳴る~!
宮ちゃんを見ると再び嫌な顔をしている。
「――――まっ…寛太君の事もよくわからない状態ですからね…
それに――――…和歌子さんがお腹空きすぎて何も考えてませんね…フフフ、ちょうどご飯も来たことですし、食べてから考えましょ?」
――――あ…バレてました?
ペコペコでした…すみません。
私は目の前のハンバーグに手を合わせてフォークを刺した。