ドSメイドは基本普通の子
第23章 妄想2次元住人!
食事が終わると私の中で満足したのか…寛太君の件にだんだん寛大になっていく。
――――ん~…別に変な事に使われないのなら…写真ぐらいいかな?
「――――ん?和歌子さん?」
店長が私の目を見て少し驚いている。
「ん?どうした?三ノ輪?」
コーヒーを飲みながらくつろいでいる大平さんが店長の様子に気がつきカップを置く。
「な…なんか…――――いいんですか?結構…グイグイ来るかもしれませんよ?」
――――ちゃんと釘をさしておいてください!なら、いいですよね?
なんかあったら、オーナーの出番ってことで!
「オーナー…ですか…彼はそんなに万能ではないですよ?…筋肉バカですし…」
――――そんなことないですよ!オーナーには柚さんが一緒に着いてきますよね?なら、大丈夫です!
「柚さんは…サイドメニューのポテトじゃないんですから…一緒には着いてきませんが……そうですね、柚さんが後ろにいるなら大丈夫でしょう」
――――はい、ありがとうございます。