ドSメイドは基本普通の子
第23章 妄想2次元住人!
しかし、流石――――筋金入りのオタク寛太君!
「拡散させません!なので――――1枚!お願いします!」
そう言うと鞄から本格的なカメラを取り出した!
「――――え~…スマホとかで気軽に撮るのかと思った…本格的…」
宮ちゃんはガチのカメラを構える寛太君に若干引く…
「///これは…特別な日にしか使わない大事なカメラなんです!コミケのコスプレイヤー様用ですが!
このメンバーは…大御所コスプレイヤー様より…尊い!」
――――尊いって…そんな大層なものだろうか?
ぶっちゃけ…似てないと思うし…
「まぁ…人への自分の写りなんて…分からないものですよ」
店長はそう言うとサクサクっとスマホで契約書を作ると寛太君にサインさせた。
抜かりないなぁ…さすが店長!