
ドSメイドは基本普通の子
第24章 フィギュア愛好家の魔の手!?
それから、数分後!
大学相撲部の小太郎君が閉店後のカフェに来てくれた。
「はっ…初めまして――――…寛太君の友達の…小太郎です」
「うわ――――…本当に大きな方ですね。初めまして、ここの店長の早島です」
店長が挨拶をすると小太郎君は興奮ぎみに店長を見つめる!
「///ま…マジですか!?“執事のセバスチャン”じゃないですか……これは…リアル2次元?」
――――リアル…2次元って…もう、意味が分かりません!
「ね!?ね!?小太郎君、セバスチャンさんとマリア様――――…完璧でしょ?」
「完璧です!最高です――――…ぁぁ…どうしよう…」
小太郎君は店長と私を見比べながら…オロオロし始めた!
「――――困った…」
「小太郎君…何を困っているんだ?それより、ホームの話をしてよ!」
まだ、興奮気味の小太郎君を席にすわらせ、私たちは大平さんのホームの話をきいた。
しかし、小太郎君はホームから出た時の騒ぎだったらしく…直接は見ていなかった。
そして、その場にいた相撲部のメンバーの話だと――――…誤って落ちた…って事らしいと…聞いた…そうだ!
