ドSメイドは基本普通の子
第25章 ドSメイド最大の危機!?
――――ハァハァ…ハァハァ…
私はこの感覚に覚えがあった…
マコトさんからもらったチョコを食べた日の感覚に似ている?
どうしようもなく…体が熱くて服の布が擦れる感覚にも敏感に反応してしまう!
そんな…最悪で甘美な感覚を…
「///ハァハァ…ハァハァ…もう――――…やだ…」
私は体にまとわりつく服の素材にさえ…体をビクッとさせる自分の状態に嫌気がさしていた!
「フフフ――――何が“嫌”なんですか?
“勘違い”だの“恋をしたい”だの…本当におかしなことを言うマリア様だ…
勘違いでもないし…恋ならすでに私としている…
さぁ――――…このままじゃ自分の服に犯されてしまいますよ?
そんなの…いやでしょ?私の全てで――――…味わったことのない快楽と世界を…見せてあげますよ」
――――ダメ…通じない…
私は尾長さんと距離を取ろうとシーツを蹴りながら後退りするが――――…
完全に薬が体に回った私は…
動く度に…「///ヒッ…あっ、んんっ、あぅ」と、無意識にエロい声をあげてしまう!