ドSメイドは基本普通の子
第26章 騎士たちの緒戦!
―――――――その頃…
カフェを慌てて出た店長の早島とオーナーの北村は和歌子と小太郎の後を追いかけていた!
「大河!路地も見た方が良いんじゃないか?」
「いや!――――…こんな人気のある場所で襲ったりしない!
何度か和歌子さんを送ったことがあるが――――アパートの近くの方が…人気もないし…」
そう言うと、すべてを言い終わる前にタクシーを止め乗り込んだ!
早島は何ヵ所か危険な場所を頭で弾き出し…その場所に向かった!
北村は一応…、路地を覗いたりデカイ男を見ては顔を確かめようとした!
「///――――なんで、彼女はそう言ったやからに付きまとわれるかねぇ?」
タクシーにのりながら…行き交う人を警戒しながら眺めていた北村が早島に呟く。