
ドSメイドは基本普通の子
第4章 何故か!?プレゼントが!?
それからしばらくして、最寄りの駅に到着し…大平さんも一緒に電車を降りた…
「この際だ…家まで持っていってやるよ…重いし…これ」
「え!良いんですか?助かります!」
大平さんは少し驚きながらあきれた顔をする
あ~…ちょっと図々しかったかな?
「すみません…」
「別に、お前って…警戒心ないよな?大丈夫か?」
――――警戒心?
はて…警戒心とは…とてつもなく美人な生き物だけが許される心だと…
思っておりましたが?
「は?警戒心ですか?――――それは、必要のないモノだと18年生きてきましたが……
都会では…こんな私でも備えていないとダメなんでしょうか?」
