ドSメイドは基本普通の子
第27章 【最終章】ドSメイドは基本普通の子
店長が私のうなずきを見て安心したかは…分からないが…
「助けに来たぞ――――…和歌子」
その言葉に私は視界が見えなくなるほど涙が溢れたした!
――――店長…店長…店長…
「分かってる、今――――」
「ぐっぁ!くそ!くそ――――!くそが!!神聖なる儀式を――――…血を染めるとは…
お前は…前々から…嫌いだったんだ!
綺麗な顔で…いつもいつも…下手にでて…私とマリアの邪魔をしようと――――悪魔…悪魔だ……そう、ルシファーだ!美しい容姿でマリアを惑わす!ルシファーめ!!」
腕に包丁が刺さった状態で怒り狂った尾長さんは店長を睨み付け…悪魔だと叫び出す!