ドSメイドは基本普通の子
第27章 【最終章】ドSメイドは基本普通の子
病院につくと――――…
私と和歌子は別々に運ばれた!
私も背中を切られていて止血の処置を施された…
だが、自分は痛さを全く感じていなかった!
和歌子の状態が――――…心配で…止血処理をされてすぐに和歌子の元へと向かった!
「看護師さん!和歌子の様子は?」
出会い頭に見かけた看護師に和歌子の様子を聞くも――――…「いま、処置中です!」と、乱暴にいい放たれた!
見ると、処置室を看護師が世話しなく行ったり来たりしていた!
中では――――…どんな処置が…されているんだ!?
意識は戻ったのか?
血は止まったのか?
頭を殴られていた…脳は大丈夫だろうか?
私は処置室の前をうろうろと…
何時間も…うろうろした!
そして、数時間後…
和歌子は
眠った状態のままの――――…
個室へ運ばれた…