ドSメイドは基本普通の子
第1章 憧れと現実
私の後ろにいたのは、執事の格好をした腰の低い男性だった――――…
背も高くイケメンなのに“すみません”が口癖なのか…頼りがいの無さそうなイケメンである
男性はピシッとタキシードだが困り顔?でなぜだが弱々しく見えた…
「――――あの~…風俗ではないですよね?」
「///違います!違います!風俗とは違います!勘違いされる方もおりますが…すみません」
でた…“すみません”
「お店のなか…見てもいいですか?」
「///えっ!はい!もちろん!!見学?!そう言わずに!1日体験してみてはいかがですか?メイドカフェのバイト探しているんですよね?」
「え!?なんで――――…知ってるんですか?!」
「///すみません…先程のひとり言…全部聞いてました…」
――――うゎ~…恥ずかしい!
でも、それなら話は早いかも…
「…あっじゃぁ…体験…したいです」
「///ほ、本当ですか?!すみません!ありがとうございます!
先日バイトの子が一人辞めてしまって…困っていたんです!すみません」
「期待しないでください!初めてですから…役にはたちませんよ?いいんですか?」
「大丈夫です!やることはすぐに慣れますから!」