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「あっ――――そうだ…和歌子明日の病院なんだけど…吉オバサンの所の法事と重なってて送り迎え出来ないんだけど…バスで行く？それともタクシーにする？」



食後のお茶を飲みながら母が明日の予定を話始めた。


退院してからほぼ、母が私を病院に送り迎えしてくれていたが…


体調も良くなり…自分で行動してもいい頃だとは思っていたところだった。


「――――バスにしようかな？…これからも、一人で病院にいく事だって増えるだろうし…その都度、タクシーは贅沢だよ」



「――――そ、そう？大丈夫？」



一人で行かせることに少し心配なのか母の表情は固い。



「大丈夫だよ」



私は母に笑って見せた。