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ドSメイドは基本普通の子

第5章 ご主人様…無理ですよ!


「真面目な紳士のようですが…くれぐれも注意してくださいね!」


「は、はい!分かりました」


店長がこんなにお客様に警戒をするなんて珍しいなぁ…


あの男性なら…大丈夫だと思うんだけどなぁ~…なんて軽く考えていた



それからしばらく…何事もなく、スーツ男性もお店に来るが何もリクエストせず私を隣に座らせて紅茶を飲む日々が続いた



そんなある日――――…


「ハァハァ…///美羽――――…もう、僕の専属メイドと言っても過言では無いよね?」


と、スーツ男性は、私を隣に座らせ手を握りながら囁いてきた!



「は?専属?――――…意味が分かりませんが…」


すると、男性は興奮ぎみに…


「私は何週間も美羽だけを指名し…隣に座らせた…

君の嫌がることはせず…良いご主人様だったろ?」


――――…言われてみれば…いいご主人様の部類に入るが…


「そうですね、良いご主人様だと思いますよ?」


私の言葉に興奮した男性は更に強く私の手を握り自分へと引き寄せる!



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