ドSメイドは基本普通の子
第5章 ご主人様…無理ですよ!
「だろ?だろ?――――…じゃぁ…もう、私の言いなりメイドとして…買い取ってもいいよね?ね?」
「は?買い取る?」
男性の言っている意味が一つも理解できない私は無表情で男性の血走る目を見つめる
――――興奮してるなぁ…大丈夫かしら?
な~んて、思っている場合では無いような…
「お客様――――…メイドが戸惑っております…手を離してはいただけませんか?」
ただならぬ雰囲気を感じた店長が私と男性の間に割って入ってくれた!
「///こら、無礼ですよ?私は今…専属メイドの美羽と話をしているんです!
美羽は本来このような場所にいていい子ではないのです!
私の元で…厳しく愛してあげなければならないのです!」
――――は?ど…どういう意味だ!?