ドSメイドは基本普通の子
第6章 なんと!オーナー登場!
「お騒がせいたしました。ご主人様方はそのままメイドのご奉仕をお受けください。
ささやかではありますが騒がせたお詫びに、ケーキセットをプレゼントさせていただきます。今後とも【Sメイドカフェ】をご贔屓下さいますようよろしくお願いいたします」
強面オーナーが両手を広げ何事かとざわつき始めたお客様をなだめ…私たちを奥の個室に連れていった
「ふん!はじめから奥の部屋に通せばいいんだよ…オーナーは分かってんなぁ」
男性は勝ち誇った顔で私の腰に手を回し抱き寄せる!
私は現状についていくのがやっとで相変わらず無表情…
先頭を歩く店長が心配そうに様子を伺うが…オーナーの指示にしたがっているのか…何も言わない…
――――誰か~助けて~!
…私…このままこの変態スーツの専属メイドになるの?