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僕ら× 2nd.

第1章 みをつくし --Shu,Tk,R

***

大学からの帰路に思うところあり、立ち寄る。

ピーチとミントの香る中。

艶かしく動く肢体を見つめる。
脚を大胆に広げて、俺の前で女の指はうごめく。

「うっ、…う…ぁ」

これが商売になるんだもんな。
偽りでも抑制し難いその欲求は、密かな、でも周知の市場となり貪られる。
身体だけを満たして、その虚無に目を背ける。

「ふぅん、…ぁっふ…っ!っ!」

チュクチュクと音を激しくさせながら女は喉を見せる。
一体何を考えているんだろう。

少なくとも、目の前にいる俺のことではないな。

さあて、俺も参加しよっ。

身を乗り出して、女の股の間に顔を近づける。
生っぽい酸っぱいような匂いが鼻をつく。

「んっ、んんっ…」

「ここ、触るといいのかな?」

さっきから女がしきりといじり回すその辺に手を伸ばす。

「あっ、ん」

「あ、大事なとこ丸見え、だね」

赤く充血して尚、刺激を欲して。

「すごくグチョグチョだよ?」

「ふぅ、…ぁっ」

女は、俺の指を自分の中に沈めていく。
ヌプっと滑らかに入ってく。

「ん?こうするのがいーの?」

伸ばした指を何度かピストンさせると、俺に任せたとばかりに、自分では粒を押す。

「はぁ…ん」

チュプチュプと鳴らしながら、3本に増やして。
恍惚の女に話しかける。

「ニー アイ ウォ マ?(愛してる?)」

女は頷き、俺に歪んだ視線を向ける。

俺の金を?俺の色を?
ジュプグチュと増えてくる愛液の中、加速させる。

「ん、ん、…あ」と、女の手が俺の下半身に伸びる。
その手を遮って、上向くあいつを取り出した。

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