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僕ら× 2nd.

第1章 みをつくし --Shu,Tk,R

そろそろだな。
と、俺は目を閉ざす。

女は俺を脚の間に誘う。

だけど俺はどこか冷静で。
息を吐いて意識を集中させる。

このコは、彼女。
俺の愛しいフラウリィ…。

髪は、そう、パーマをあてて失敗したんだ。
胸は…また大きくなった?
そのわりには骨っぽくて、どうしたのかな?
なかなか会えない俺に恋煩い、ってことにしとこ。

漂うタバコの臭いを香水で押しやって。
手をあてがって、濡れそぼるそこを愛撫する。

「ふぅんっ。…あ、あんっ」

そんな声をだして、俺を待ってたの?

キミを貫く。
俺の全身をもって。

ねぇ、フラウっ。
俺のこと、覚えてる?

俺は今、キミを抱いてるよ?
キミと愛しあってるよ?

ねぇ、フラウ!
俺を呼んで!

自分でも忘れそうなんだ。
俺は、誰だったかなぁ?

キミの可愛い声を、また聞かせて?

俺を思い出して……っ。

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