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僕ら× 2nd.

第2章 それぞれの秘密 --Ar,Hzm,Khs

「礼には及ばねぇよ。続き、シよ?」

俺が唇を伸ばすと、彼女の両手に顔を挟まれる。

「ダーメ。先生も言ってたでしょ?」

「こんな中途半端なのに?濡れてんのに?」

俺がスカートを繰ってお尻を撫でると、彼女にその手をつかまれた。

「また誰か来ちゃうよ?ねっ?」

それもそうなんだよな。
使用禁止になるんだったら、事前予告や貼り紙くらいしとけよな。

「じゃ、拭くだけ。それだけ、な?」と、つかまれたままの手で、彼女の華奢な布に手をかける。

「ええっ?だったら自分でするからっ!」

彼女は慌てて俺から紙を奪おうとするけど。
それじゃあ俺の気持ちが伝わんないじゃねぇか。

「ダメ。これは男の使命なの。濡らしといて拭かせないなんて俺への侮辱だぞ?本来なら舐めてキレイにすんだぞ?ほら、スカート上げて?」

これは世間の常識であるかのように言いながら、俺は戸惑う彼女の一枚を膝まで下ろし、先ほど手にしたペーパーを当てる。

「ふふ。えっちな糸引いてる。舐めちゃいたいなぁ」

「ぃやぁ…」

この恥ずかしそうな顔、たまんねぇよな。

「花野だって俺にもっといじってほしいだろ?」

紙越しに圧力をかけると、ピクッと身体が動いて。

「ぁあン」

って。
ここはもう、イかせてあげなきゃだろ?

なのに彼女は強がりで。
パンティを上げようとする。

「こーら。おとなしくしてな」

「お願い、もうダメ」

何がダメなんだよ、そんなエロ可愛い表情して…。
だけど、時間がないのは事実…。

「…わかったよ。でも拭くから」

と、その手首を押さえながら白い紙についた透明な粘液を確認して、何度かで拭き取った。

「でもこれ、マジで脱いだほうがいいよ。さ、時間もねぇし、急ぐよ?」

そう言いながら彼女の片足をつかむ。
諦めた彼女は俺に支えられ、促されるまま足を上げた。

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