僕ら× 2nd.
第11章 フェイス --Mkt,R,Kn
***
「ええーっ?別れたのぉ?」
旅行の最終で私が抜けたことで、心配してお見舞いに来てくれたマコと晄志君。
「それって居松と付き合うから?」
「え?どうしてそうなるのよ。はい、私の報告終わり!晄志君の持ってきてくれた映画、見ようよ!」
「ちょっと、どういうことよ?アル先パイに浮気でもされたの?」
「そういうわけではないの。今はね、あまり考えたくないの。ごめんね」
お菓子をテーブルに広げて、飲み物をコップに注いで。
映画の内容もわからないまま、時間を過ごした。
「明日、学校でね」と約束して。
2人が帰った後、1人になるといろいろと思い浮かぶ、彼のこと。
温和と狂気の二面性を彼が持っていたとしても、私に何ができるというの?
だけど遠くからでも一目、、元気でいることを確認できないかな。
彼の姿だけでも、どこかの物影から。
彼に見つからないように。
急いで私は身支度して、目深にキャスケットをかぶって、靴を履いて自宅を飛び出す。
確か、この道をまっすぐで、あの角を曲がって…。
う、ズキッと右腹部が痛くなって、ちょっと休憩。
そして、ふと視線を感じて振り返ると、そこにはお兄ちゃんが立っていた。
「ええーっ?別れたのぉ?」
旅行の最終で私が抜けたことで、心配してお見舞いに来てくれたマコと晄志君。
「それって居松と付き合うから?」
「え?どうしてそうなるのよ。はい、私の報告終わり!晄志君の持ってきてくれた映画、見ようよ!」
「ちょっと、どういうことよ?アル先パイに浮気でもされたの?」
「そういうわけではないの。今はね、あまり考えたくないの。ごめんね」
お菓子をテーブルに広げて、飲み物をコップに注いで。
映画の内容もわからないまま、時間を過ごした。
「明日、学校でね」と約束して。
2人が帰った後、1人になるといろいろと思い浮かぶ、彼のこと。
温和と狂気の二面性を彼が持っていたとしても、私に何ができるというの?
だけど遠くからでも一目、、元気でいることを確認できないかな。
彼の姿だけでも、どこかの物影から。
彼に見つからないように。
急いで私は身支度して、目深にキャスケットをかぶって、靴を履いて自宅を飛び出す。
確か、この道をまっすぐで、あの角を曲がって…。
う、ズキッと右腹部が痛くなって、ちょっと休憩。
そして、ふと視線を感じて振り返ると、そこにはお兄ちゃんが立っていた。