僕ら× 2nd.
第2章 それぞれの秘密 --Ar,Hzm,Khs
***
放課後の図書室で、彼女と一緒に祐一朗のフォロー。
っていってもこいつはホント優秀で。
祐一朗が問題集を広げる間、彼女と少しの会話をしたり、彼女と2人でも勉強を教えあう。
休日も図書館で。
その帰りにはカフェに寄ったり、息抜きに卓球したり。
今まで以上に彼女に近づけた気がして、毎日が楽しかった。
そしてここ最近、彼女の雰囲気が変わったような気がしていて。
前からも好きではあったけど、今年度に入ってからは、更に目が惹き付けられて。
友だちと割りきっているのに彼女を追いかけてしまう自分がいた。
彼女の瞳、唇、髪、指先、声…。
いつの間にか見とれてる。
彼女に触れたい、そんなことを考えてしまう。
何かの拍子に手が重なって、慌てて離すけど、その部分から熱を帯び、全身に伝わる。
何度も諦めた想い。
今でも叶えられはしない想い。
だけど、俺は求めてる。
届かなくて、目を閉じた。
祐一朗は気づかないふりをしてくれた。
放課後の図書室で、彼女と一緒に祐一朗のフォロー。
っていってもこいつはホント優秀で。
祐一朗が問題集を広げる間、彼女と少しの会話をしたり、彼女と2人でも勉強を教えあう。
休日も図書館で。
その帰りにはカフェに寄ったり、息抜きに卓球したり。
今まで以上に彼女に近づけた気がして、毎日が楽しかった。
そしてここ最近、彼女の雰囲気が変わったような気がしていて。
前からも好きではあったけど、今年度に入ってからは、更に目が惹き付けられて。
友だちと割りきっているのに彼女を追いかけてしまう自分がいた。
彼女の瞳、唇、髪、指先、声…。
いつの間にか見とれてる。
彼女に触れたい、そんなことを考えてしまう。
何かの拍子に手が重なって、慌てて離すけど、その部分から熱を帯び、全身に伝わる。
何度も諦めた想い。
今でも叶えられはしない想い。
だけど、俺は求めてる。
届かなくて、目を閉じた。
祐一朗は気づかないふりをしてくれた。