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僕ら× 2nd.

第3章 俺色 --Ar,Kn

「……はむっ」

俺は何も考えずに吸い付いた。
だってもう、そうせずにはいられなくて。

感じさせるとか二の次で。

可愛いから、いとおしいから舐めたい。
指だけじゃなくて、口でも彼女を感じたい。
それだけだった。

「きゃあああっ!!」

いきなりに驚いた彼女は、今更脚を閉じようとする。

「も、も、だめだよぉっ、侑生君っ」

「ダメなもんか!俺は舐めたいんだっ!」

必死で引き剥がそうとする彼女に、舌を伸ばして抵抗してはみたけれど。
それは涙声になってきて、俺は愛液に濡れた顔を上げた。

「やだっ、っ…やっっ、侑生君っ…」

シーツを手繰り寄せて、起こした身体を隠しだす彼女は、悲しそうな顔で俺を睨む。

「すっげ可愛いかったよ?クニュクニュしてフワフワして。もっともっともーっと、舐めたい」

シーツごと彼女を抱き締めて頬にキスをする。
そのままペロペロと彼女の横顔から首筋を舐めた。

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