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僕ら× 2nd.

第3章 俺色 --Ar,Kn

正常位で突きながら、彼女を見下ろす。
キュッと目を閉じて、時折俺を見て笑む。

「少しは、気持ちい?」

中イキは難しいかもしれねぇけど、ちょっとは俺の感じてくれてる?
そんな表情はしてるけど、実際はどうなんだ?
もう、痛くはねぇんだよな?
俺はめっちゃ気持ちいいんだけど。

「ん…っ。おかしな感じ。何かね、侑生君のが擦れて…それだけなのに、っあ!…きゅうんってくるの」

「擦れてって、エロっ。俺も花野ん中で最高な気持ち」

よかった…。

お互いの時間がなかなか合わなくて、えっち三昧とはいかない俺たち。

まだまだ慣れてないセックスじゃ、"おかしな感じ"でも仕方ねぇよな。

でもさ、花野。
それって気持ちいいってことだろ?

俺は更に激しく腰を揺らしだす。

「んっ…は……ぁあ、アんっ」

控えめな声が彼女から漏れて、嬉しくなって。
したら、ぐんってその瞬間がやって来そうで。

一旦俺は彼女から抜いて、息を吐く。

「花野、座ってみて?」

「ええっと、…こう?」

ペタンと座り込んで前シーツに指先をつける彼女は、とっても可愛いらしくて。
いつかカメラにおさめようと思いながら、体位を変えさせる。

「この辺に手をついて、身体がついてくるだろ?もそっと腰をあげて?そう、俺を誘う感じ…悩まし気に…」

自身を少し落ち着けさせようと思って間をあけたってのに、四つん這い花野に俺は、はやって仕方なくて。

「このポーズで、後ろから。いくよ?」

背後に回った俺は、彼女の蜜穴に入ってく。

「っンん」と身体をのけ反らせる彼女の。
腰をつかんで、……。

「っっ!…っ、!」

やっぱ挿れる瞬間って極めてヤバい。

それに、バックのこの、挿れていいよ?って体勢。
向かい合うのと違って、犯すような支配したような感覚。
これじゃあ俺、とんじまうよ……。

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