テキストサイズ

僕ら× 2nd.

第3章 俺色 --Ar,Kn

耐えきれずに彼女は俺の手を導く。
柔らかな茂みに届くかと思ったら、その手前…。

「っ、ここぉ…。この奥なのぅ…」

腹の奥?
クリでもあっちでもなくて?

そこはヘソの6センチ程下。
奥と言われても、入り込めるわけもなく。
撫でても彼女の声があがるわけでもなく。

これが彼女の精一杯なのかな?
恥ずかしがりすぎだよとも思ったけど、仕方ねぇな。
今日のところはジラすのはここまで、と俺は動く。

「奥って、こっちじゃねぇの?」

俺の手は、ぴくと震える彼女の先を進んでヌルっと蜜に浸る。
すっげ…。
まだ触ってないうちから、こんな熱く濡れてる…。

俺は、指をゆっくり沈ませていく。

「この中?」

「うんン。それと、もっと…奥ぅ…」

そっか。
ほしがってんだな…、ふふ。

「お尻上げて?」

彼女に取りついていたシーツを脱がすように取っ払い、もう濡れまくってるそこに唇をくっつける。

「あっ、あッ、侑生君っ」

飽和水蒸気量を軽く越えてんじゃねぇかってくらい湿潤した彼女の秘部は、何かが漂っていて、でもその霧は目に見えなくて。
味だってほんの僅か。

俺は彼女を知りたくて、鼻を嗅ぎならす。
微妙に酸味、どう表現すればいいのか…クセになる不思議な香り。
甘くないけど、甘ったるい…。

「花野。すっげいい香りがするよ」

「っぁぁ、侑生君っ。ホントにぃ?」

閉じ気味な、でも隙間を開ける彼女の。

「マジホント。俺を酔わせる香り」

快楽優位になった彼女に、残る羞恥心を削ってく。
もっともっと、俺に素の花野を見せて。

「隠さないで。花野のワレメちゃんの中、トロトロでピンクですっごく可愛い。ね、もう少しここ開くよ?うずいてんの、治してあげるから」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ