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僕ら× 2nd.

第3章 俺色 --Ar,Kn

***

今日は、マコと玲香ちゃんの家。
話題の映画を3人で見る予定。

晄志君に私がそれを借りているところを2人が見つけて、一緒に見ようってことになったの。

ちゃぶ台にお菓子の袋を広げて、コップにジュースを注いで。

玲香ちゃんがビデオの設定をしている間に、マコがニコッと話しだす。

「花野はアル先輩と仲良いみたいね」

「えへ」

私は過去最高に侑生君のことを好きになっていて。
毎日が幸せだった。

「そんなに構えることもなかったでしょ?案ずるよりヤっちゃえって」

「愛って尊いね」

伊織君もこんな気持ちを見つけたんだなぁって、彼とまたお話したくなった。
私も見つけたよって…。

「…あんたはどこまでも純なのね」

あれ?
私、変なこと言ったかな?
ま、いっか。

「マコは最近どうなの?」

「うーん。まあ、もう少し様子をみてからね」

彼氏滝沢君の進路のことを気にしてるみたいだけど。
そっと支えてあげてて偉いなぁ…。

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