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僕ら× 2nd.

第3章 俺色 --Ar,Kn

そのうちに、カチャカチャと機械を触っていた玲香ちゃんが呟く。

「あれ?何か入ってる…あ、お兄ちゃんたら、またエロいの見て…」

「えー?どんなどんな?」

「見てみよっか?」玲香ちゃんが問うと、「うん!」って、マコが元気に答えた。

エロいの、って映画のワンシーンとかじゃないタグイだよね。

…私、見たことないんだよね。
どんな感じなんだろ。

侑生君の言うフツーなことが、繰り広げられるんだよね?

疑うわけじゃないけど、ホントなのかな?
あんなことしちゃうのかな?

2人に混じって興味シンシンで覗いた画面の中では、裸の男女が合わさって。

てか、すっごく年の差カップルよね…。
激ぽっちゃりで日に焼けたお髭の男性と、ふわふわウサギさんの格好の学生にも見えちゃうキレイな女性…。

これって、好き同士じゃなくって、お仕事仲間?

ベロベロ舐めちゃってるけど、お互いに愛しあってなんかないよね?

あれ?もう1人いる?

あ、、何か気持ち悪い……。
吐く、かも…。

「うっ…」

頭がぐるぐるして、私はその場に崩れた。

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