テキストサイズ

僕ら× 2nd.

第5章 別格彼氏 --Thk

吉坂、本條、居松がチョロチョロする部屋。
ま、主に動いてるのは吉坂だけだけど。

倉庫に2人も隠れてたなんて。

涼しい顔で何かとの闘いを再開するヤツに、物理攻撃を仕掛けたかったけど、か弱い私では効果ないだろうからなあ。
確かめもせずに話しちゃったのは私だし…と、むっつり悔しがっていた。

そんな沈黙が続くと喋りだすのはこの男、本條。

「その男、うまいの?」

気になるのはそこか!

そうよ!それが私の最大のストレスよ!
ってな感じで、私は怒りに任せて口を開いた。

「ヘタっ!全然感じないのに、"声出して"とか言われるし!おざなり前戯にゼリー必須だし!」

「ゼリー使うの?」

「だって濡らさないうちから挿れようとするんだもの。痛いじゃない!」

「濡らさないうち?…つかぬことを伺いますが、○●○や○○○●は?」

意外とプレイボーイは、伏せ字で尋ねてきた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ