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僕ら× 2nd.

第5章 別格彼氏 --Thk

「そんなの、ちょっと触るだけよ。それに、女のコのあそこは舐めたくないんだって。あんたらは?はい、まずそこの吉坂!」

自分の胸の厚みを確認してるのか、上半身を反らして胸に手を当てている。
トレーニングのことはよくわからんけど、胸板バカに話を振る。

本條に完全タッチ交代なんて思うなっての!

するとヤツはその姿勢のまま、話す。

「…俺、それ言ったら花野にナギナタで突かれる」

あっそ。
その顔でわかりますとも。

「ぷっ。…なぁ、俺たちの前で聞くことじゃねぇよな。花野ちゃんの乱視ナギナタ、怖ぇし。ま、俺は舐めてあげたいけど?」

「…俺も言っときましょうか?好きなコならしたいですよ?」

本條と居松はサラッと言う。

「みんなするのね」

する派に含められた吉坂は、軽く目を見開いたけど、間違ってないでしょ?
花野には黙っといてあげるわよ。

「それでね。フェラしてやってもさ、反応うっすーいの。なのにもっとしろってばかりに頭押さえてくるし!貧弱なチンチンと向き合って、私ったら何してんの?って冷めまくり!」

「貧弱…」

「それは言われたくねぇよな」

「ホント、日陰で育ったモヤシみたいよ」

「桃湖さん…」

もう開き直ってる私は、彼氏への不満をぶちまけた。

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