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第1章 保健室の秘め事 ※花宮 真奈の視点



あー食べちゃいたいなぁ...♡

でも駄目...。健君も嫌だって言ってたし...。

それに、本当かどうか分からないけど、お腹痛いって言ってるし...。

我慢しないとね...(笑)

「どれでも好きなの使っていいからね。」

花宮がそう言うと、男子生徒は腹が痛い割にしっかりとした足取りで歩き出し、一番右側の窓際のベッドに向かった。

「ゆっくりお休み。」

可愛いチェリーボーイ君。

花宮は、男子生徒にニコリと微笑むと、仕切りとなるカーテンを1周させた。

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