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二人のキセキの物語 MN

第9章 出逢いの二人9 潤くん



映画の話を貰ってから10日ほどで台本を渡された
まだ初稿だから 細かい点は色々変わるんだろうけど
大体の設定と展開はこれでわかる

早速ニノともあれこれ話し合う


「俺ここのシーン好き」
「あ、俺も。青春ぽくていいよね」

「でもこっちのセリフはちょっとしっくり来ないかも」
「う~ん・・確かにイマドキの高校生は言わない気がする。監督に言ってみようかな」

「蜷川監督って台詞変えたりすると怒る人?」
「そうでもないよ。その方がいいと思えば何も言わない。納得できない事するとすっごい怒られるけどね。灰皿投げつけてるとこ見たことあるよ」

「こえ~なぁ・・・」
「ふふ・・っ、大丈夫。潤くんきっと気に入られるよ。」

「だといいけど・・・」





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