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Living with Simone アイツと暮らせば

第10章 Wada とSawaday


「おいブス。暇だろ?ちょっと家に来い。」

アイツはパーティーが嫌い…てかミカの友人が嫌いなんですね。

非常識人間完全体ですから。

しつこいようですが、シモーネがどんなク●野郎かって事をみんな判ってますからね、あいつは居心地が悪いんでしょうね。

「行かねーよ。」

「どうせ本読んだりしてるだけじゃねーか。」

留置所に誰も迎えに行かなかったことを未だに逆恨みしてやがってですね…ネチネチネチネチうるせぇ。

そろそろまた、無駄に綺麗な顔にスナップ聞かせて
バチ――ンとやりてぇ。

「ゆっくりさせろやボケッ!」

当たり前だけど、いかねーーーーーーよ。

どーせ料理を作れだの、
部屋を片付けろだの、
家まで友人を送れだの…。

電話の向こうでワイワイ聞こえるんですね。

「ゲイ・パーティーしてんの?」

ごめんなさいね。
別にゲイに恨みがあるわけじゃ無くって、
コイツが嫌なんです。

「“パーティー”な?」

「“ゲイ・パーティー”なんて、
実りの無いトコなんてなんて行きたくねぇよ。」

すっかりアイツのお陰で、恋愛枯渇してますからね。

「何か腹減ったんだよねぇ。」

「ダンに頼めば良いじゃん。じゃぁピザ頼んどいてあげる。勿論、貴様の金でな?バーイ♪」

速攻ピザ屋に電話。
取り合えず、5枚ぐらいオーダー
無論アイツ持ち。

シモーネからの怒りの電話は何度か来たんですけどね、
もちのロンでスルーです。

数時間後、家の前が騒がしいと思ったら、

あのヤロー

連れて来ちゃった訳ですね。

「お前が来ないから 来てやったぞ。」

初めて接近戦で
Made in USAのおねぇ系も居た。

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