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Living with Simone アイツと暮らせば

第10章 Wada とSawaday

生まれて初めて足のサイズ30センチのピン・ヒール実物を見たよ。ヒールの高さ10cm以上あるんじゃね?

…踏まれたら12Mpa越えですからね?

ミカの家は土足禁止。
それこそ素足で踏まれたら余裕で骨折or貫通の二者択一。

「貴様ら全員 靴を脱げー。」

ピン・ヒールは凶器ですからね。
違う意味でミカは恐れ戦きましたよ。

一目でそれと判るお姉系Akiko Wada属性が2匹。合計8人のゲイ集団。

みんなデカい。
小さい人でも180ぐらい。
ヒールの高さ入れたら2m超え。

全員ガッチガチのゲイご一行様なので、
女のミカなんてどーでも良いんですよ。
もうね…神様あんた一体何してくれちゃってんの?ってぐらいのカッコいい人達なんですよ。(Wada以外)

女のミカからしたらね、完全に観賞用じゃないっすか?

あいつがゲイ友連れてくると、
テンション滅茶苦茶下がるんだよね。

「あらおねぇちゃん♪なんか作ってぇ♪」

…ヒール脱いでもでかっ!!

Wada1号…ええ2匹居たんです。
その巨木のWadaがミカにだみ声で言った。

「あたし料理結構上手いのよん♪なんかみんなに作ってあげるわよ。」

もうひとりのお姉系がキッチン登場。

しかも甘い香水の匂いぷんぷんさせて、
ええトイレの芳香剤と完全に一致。
お前は歩くサワデーかって話ですよ。
ちっとも爽やかじゃねーし。

「でもその爪で料理出来るっすか?」

サワデーの太い指には真っ赤なネイル。

「あんた舐めちゃいけないわよ…あたしはそこらへんのまん●より、お料理上手なんだから…って…あははははは。あなたもまん●だったわねぇごめんなさぁ~い。」

…何だと?

「じゃぁちん●のお手並み拝見。」

サワデ―お前に宣戦布告だ。

「あっらぁ♪いやっだぁ~この子面白いわねぇ。」

煙草の煙を吐きながら鼻で笑った。

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