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Living with Simone アイツと暮らせば

第13章 ふたりで仲良くER

ミカの方が酷くてですね肋骨2本ヒビが入って、足首骨折。

アルコールが抜けて気が付いたアイツは
隣の部屋で痛い痛いって、うるせぇウルセェ。

ナースが出入りしてるんですけどね、
笑っちゃってるんですよ。
痛がり過ぎて。

痛み止めの注射打ったから直ぐに効いてくるからとか宥められてるんですね。酒が少し抜けて来たから、暴れる暴れる!もう恥ずかしくって聞いてられ無いのよ。

「ちょっと静かにしなさいよ?!
たかがナートぐらいでギャーギャー言うなっ!」

「うっせーのはおめーだろっ!ちん●が痛ぇんだよ!」

ミカの担当ナース爆笑。

「ちん●の管ぐらいなんだ。
あんたのせいで、こっちは骨折ってんだぞ?バカ!」

「ちん●ついてねーお前に、この痛みが判るかっ!」

「あんたね?今時の小学生だって、
そんな単語連発しないわよ?」

「あーっちん●痛ぇ〜!ちん●もげそう!」

もうね、ワザととしか思えないのよ。

「あのな?ちん●よく聞け。
セレーネスって薬があってな。
あんまり騒ぐと打って貰える特別な薬なんだ。
ボーッとして気持ちが良くなる薬だから打って貰え。」

「あああああああ!!!!ちん● 痛ぇよぉ。
ああっ早く抜いてくれよ。」

もう一度CT取るとか言われてて、
それがはっきりするまでは、管抜け無いんでね。
検査室に連れて行かれる間も、
捥げるだの痛ぇだのって大騒ぎ。

あとでギプスを巻きながら、
ERドクターが笑って教えてくれました。

「君の彼氏,リクエスト通り打っといた♪」

…いやいや違うから!

検査から帰って来た時には、
羊たちの沈黙で、レクター医師が着せられてたヤツを
無事に着せられて帰って来てた。

もちろんスマホで写真とって、
アレックスに送信。

結局ミカはチェスト・バンドとギプス,
シモーネは頭にガーゼを当てられて
家に帰って来たのは明け方でした。

大暴れしてたアイツは、
暴れた事とか全く覚えてなくて
殆ど眠らず、ミカはそのまま仕事に出勤。

もうね。ヘッドギアつけて飲みいけよ!って話。


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