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Living with Simone アイツと暮らせば

第2章 とっかえひっかえ


気が付けばアイツと半同居状態。

ええ,ク●野郎シモーネと同居しとる怪しいアジアン女。
そんな立派な肩書をアレックスがくれた。

そしてアレックスも友人連れて頻繁に遊びに来てくれるようになった。

…まさかの千客万来♪モテ期到来♪

ちらほら既婚者も居ましたが、ほぼ皆独身貴族。
アレックスの友人は割と素敵な人達で、趣味も多かったから話をしてても楽しかった。

週末はミカの家に来てバーベキューしたりアメリカン・フットボールの試合を観て大騒ぎ。

ええ…家に巨大TVがあるもんで、それを目当てにゲームがある日は皆が自然と集まってきた。

性根の腐ったヘタリア代表のシモーネの世話係は、さぞや大変だろうと心配をしてくれまして、愚痴聞きと称したただのゴシップ好きの集会が、ほぼ毎週末開催。

アイツが今までで唯一良いことをしたのが、
ミカの家のストーカー撃退だったらしい。

だから、あのウン⚫︎がミカが助けてくれたんだよ…と言っても、

おいおい。エイプリルフールは半年先だぜお嬢ちゃん?

…みたいな反応で、アイツのクズさ加減を知り尽くしてる友人達は、めでたく誰も信じてくれなかった。

要するに、そのぐらいのウン⚫︎なんですよ。

ストーカー事件後もアイツに長〜くネチられたミカ。

「馬鹿じゃね?こんなブスをストーキングなんてマジでキモいぜ」

ま…いつも華麗に無視しましたけど。

アイツとミカの性格は真逆。

ミカは、家に誰が来ても嬉しいんだけど、
シモーネは、いつも面倒臭そうだった。

そのうち彼氏を家に連れて来る様になって、ミカが友人と飲んでると「夜の営み」という嫌がらせを始めた。

ミカの家に友人が家に来る時に限って、
おっぱじめる訳ですよ。

皆でわいわい楽しそうにしてる時に限って、
2階からギシギシ音がする。


…あいつ。マジふざけんな。

そりゃみんな一瞬でしらけますよね。当たり前ですけど。

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