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Living with Simone アイツと暮らせば

第2章 とっかえひっかえ

そして突然、覗きに行こーぜとリア充代表アレックスが言い出した。

まぁみんな酒が入ってるんでね。

こんな時は大学生のノリになっちゃうのが常よね。

アレックスfeat.その他大勢で、2階へ突撃。

「お前ら何しに来てんだよっ‼︎ああ分かったっ!良いぞ!入れよ!そんなに観たいなら見せてやる!」

…ってアイツの怒鳴り声が聞こえた。


そして、アイツはみんながみてる前で、続行…したらしい。

友人達は、呆れて戻って来た。

アイツはいつの間にか、でかい特注ベッドを家主のミカに断りなく運び込んでた。

いやいやいやいや…ミカの家だから!
ヤリ部屋じゃねーから!
結局、もう別の場所で飲み直そうぜって事になった。

近所のバーへ移動し,シモーネの悪口大会。

「アイツさ、友達と車で喧嘩して、6車線ある高速に友達下してそのまま帰っちゃんだよ」

「飯に行っても絶対金を払わないで消える。」

「シモーネの事が大好きだったコ(勿論だんすぃ)を使って美人局やってた。」

「女をナンパして、良いムードになったところで、その子の前で本命彼氏とギシアンしたり」

「ムカつく奴の玄関前に中身が入ってるコンドー⚫︎を…。」


いやぁぁぁぁぁぁぁっ!

もう聞きたくねーや!!
勘弁してくださいって事が次から次へと出てくるのよ。
しかも完全にそれ犯罪じゃね?とか、人としてどーなの?なレベルのバラエティーに富んだク⚫︎野郎っぷり。

「ねぇ…じゃあ何でミカにそんなヤツ勧めたのよっ!」

今更遅いけど、アレックスに流れ弾を喰らわせる。

「お前ならやってくれると思って♪」

…殺る?屠るじゃねぐて??

「調教出来るんじゃねーかと思ってね。それに見てるだけなら面白そうだだったからに決まってるだろ!」


…はい…完全に他人事。

何はともあれ、大変盛り上がった悪口大会なのでした。




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