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恋人⇆セフレ

第12章 春がきて。









恋に振り回されて、ボロボロになった時、太陽みたいな男に出会った。



逃げても逃げても、ずっと背中を照らしてくる太陽が眩しくて、逃げられなくて。…捕まって。


夏みたいに暑苦しい奴なのに、抱きしめられると春の陽だまりみたいに温かくて、優しくて。でも、怖くなってまた逃げた。



だけど、そんな春を待ちわびて、冬眠してた気持ちが、やっと起き出す。




いい加減、俺もうじうじしてるわけにはいかないよな。











ーーーーー今度は、俺がお前を追いかけるよ。






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