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青色と黄色の短編集

第3章 みんながくつろぐ楽屋で

Oside




静かに時が流れる嵐の楽屋。





松潤はイヤホンつけてパソコンとにらめっこ。

コンサートの修正かな?




翔ちゃんもイヤホンつけて雑誌読んでる。

新曲のレコーディングが近づくと
いつもこんな感じ。






相葉ちゃんは…ぐっすり寝てる。

最近忙しいもんね。ごゆっくり。






良し!と思い、
隣で相変わらずゲームしてるニノに
小声で話しかける。



「膝の上座れ」




「なんで…?」




「良いから座れって」




「じゃ、失礼しまーす」





ちっちゃいケツをオイラの膝に乗せるニノ。




「違う、こっち向けよ」




「うるさいなぁ(笑)」




そう言いながらもちゃんと向いてくれる。






これから何されるか知らないのに。






「ニノ、昨日絶対待ってるって言ったのに
先に寝たろ。」



「急に眠くなっちゃって…」





昨日はすげぇ寒くて
家帰ってソッコーで風呂沸かして



どっちが先に風呂入るか話し合ってて、



ニノが
絶対先入る!風邪ひく!

とか言うから譲ってやったのに



その後おいらが風呂から上がったら
もう寝てんの。





せっかく寝てんのに起こすわけにもいかなくて



結局おあずけ食らってるってこと。





「ごめんって」




「やだ」




「どうしたら許してくれる?」




「罰ゲームする」





「なんか怖いなぁ…(笑)」





「おいらおあずけ食らってんだぞ。
今ここでヤる。」




「バカ」




「じゃあせめて触るだけ」





「それ大野さんが耐えられる?」




「おいらが耐えられなくなったら外出る。
けど、」





「けど…?」





「ニノが喘ぐぶんには関係ないからな」





「喘ぐって…」





「先に寝るニノが悪いんだぞ」




「でもそれは恥ずかs…」





言い終わる前に首筋にキスしてやった。


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