
青色と黄色の短編集
第5章 大野さん生誕祭
Nside
半歩前を歩く大野さんは涼しげな表情。
ここの道、舞台に行くまでに通る道だったんだ…
遠い記憶のように話す大野さんの瞳は
とっても優しくて
見ているだけで心がぽかぽかしてくる。
あの時は相当きつかったんじゃないかな…
毎日電話越しで泣いてる大野さん。
早く帰ってきて欲しかった。
大野さんと歩いてるとそんなことを思い出す。
どんな気持ちで歩いてるのかなぁ…
きっと、今はもう辛くないから
あの頃とは違う素敵な町並みに
思いを馳せてるんだろうな…
言葉に出さなくてもわかるよ。
いつもそう。
お互いにくっついても
多くの言葉を交わさないのは、
何も言わなくても分かるから。
何も言わなくても、同じ空間にいられるだけで
心地いいから。
こんな時間が、案外特別なのかもね。
大野さんが誕生日にそれを選んだってことは、
そういうメッセージなのかもしれない。
歩く速さも、
食の好みも、
長く一緒にいすぎて似てきちゃった。
だから今日は、
Jr.の頃の大野さんをもっと知りたい。
京都でどんな風に過ごしてきたのかなぁ。
そういえば聞いたことあんまり無かったかもな…
半歩前を歩く大野さんは涼しげな表情。
ここの道、舞台に行くまでに通る道だったんだ…
遠い記憶のように話す大野さんの瞳は
とっても優しくて
見ているだけで心がぽかぽかしてくる。
あの時は相当きつかったんじゃないかな…
毎日電話越しで泣いてる大野さん。
早く帰ってきて欲しかった。
大野さんと歩いてるとそんなことを思い出す。
どんな気持ちで歩いてるのかなぁ…
きっと、今はもう辛くないから
あの頃とは違う素敵な町並みに
思いを馳せてるんだろうな…
言葉に出さなくてもわかるよ。
いつもそう。
お互いにくっついても
多くの言葉を交わさないのは、
何も言わなくても分かるから。
何も言わなくても、同じ空間にいられるだけで
心地いいから。
こんな時間が、案外特別なのかもね。
大野さんが誕生日にそれを選んだってことは、
そういうメッセージなのかもしれない。
歩く速さも、
食の好みも、
長く一緒にいすぎて似てきちゃった。
だから今日は、
Jr.の頃の大野さんをもっと知りたい。
京都でどんな風に過ごしてきたのかなぁ。
そういえば聞いたことあんまり無かったかもな…
