
青色と黄色の短編集
第6章 お芝居(番外編)
「ちょっと…どうしたの……?」
「続き……してもいいよ…?」
目がふざけているようには見えない。
むしろ真剣だった。
え…続き?
あっ……
もしかして……ドラマの話…?
俺が
突然キスされたことないって言ったから…?
感覚を教えてくれたにしても急すぎる…
しかも続きしてもいいって…
さっき俺の台本読んでたよな…あのシーン…
俺は試されてるの…?
「ニノ……本気か……?」
「潤くんのためになるなら……///」
前から気になってはいたんだよ
男に抱かれてるニノはどんな感じかって。
リーダーと付き合ってるって聞いたら
気になるよねって3人で笑いあった。
半分くらい興味本位だけど
俺はニノの腕を引っ張り寝室まで連れて行った。
