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青色と黄色の短編集

第10章 怒られるお潤

Mside




ライブって恐ろしい。



俺は演出にまわってシビアに取り組んでるから、

本番も演出のこと考えてるし


照明は上手くいってるか、
リフトのタイミングは悪くないか、
お客さんに喜んでもらえてるか、

常に気を張ってる。



でもメンバーと遊んだりもする。


その場のノリなんだけど、
なんか楽しくなってやっちゃうんだよね(笑)


特に絡むのはニノ。




翔くんとは普段からスキンシップ強くないし

というかこの2人そういう雰囲気じゃなくね(笑)



相葉くんは
ライブ中は俺のこと恐れてるし(笑)


リーダーもよく絡むけど
肩組んだり寄りかかるくらい。



ニノは結構抱きついたり
…手繋いだりしてるな(笑)



なんでだろ…

華奢でおっとりしてて
受け身な感じするからかな(笑)




後ろから抱きついても
ニノは満更でもなさそうに照れるし



今日も歌の最中にニノに近づいてって
しれっとハグする。



ツアー最終日ってこともあって
ちょっと強めのハグ。


いつもなら肩のあたりを腕で包むんだけど

今日は勢い余って
ニノの脇の下に手を通しちまった。



ニノがびっくりしながらも
照れながら俺の方に振り返る。


お客さん嬉しそうな歓声。



つーか…今一瞬ニノの胸触ったわ。




しかも…



超柔らかくて若干立体的…?



は…?





ニノ男だよな…(笑)




いくら体鍛えてなくて
肌が柔らかいニノでも…




一瞬だったから勘違いかもしれない。


多分勘違い。



やべ…もっかい触って確かめてぇ…(笑)



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