
青色と黄色の短編集
第10章 怒られるお潤
ちょっと前みんなで風呂はいった時は
そんなふうにも感じなかったけどな。
普段収録とかで着替える時も
ニノはシャツ着てるし
翔くんみたいに辛いもの食べて暑くなって
服脱いだりしないし
そもそもそんなにガッツリ見てないわ。
ニノは筋肉でさえ柔らかいから
元々谷間みたいなのできてるけど(笑)
今日は打ち上げがあるから
演出の反省は一旦置いといて
先にみんなで順番にシャワー浴びる。
偶然ニノと同じタイミングになったから
風呂上がりに確認してみよ。
「あら、潤くんもいたのね。」
俺より先に出てきて着替えてる途中のニノが
ニコニコしながら話しかけてくる。
ニコニコしてるとこ申し訳ねぇ…
とりあえず服着て本題に入る。
「あのさぁ、さっき思ったんだけどさぁ、」
「なになに?」
ニノの後ろにまわって抱きしめる
「ちょっとなによー」
「失礼しまーす」
「?」
