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青色と黄色の短編集

第15章 僕が慰めてあげる

Oside



なんだろ、この感じ。



朝起きたらなんかすげぇ心がモゾモゾしてて、



撮影所に着いた時にはもう
目に見えない何かが頭を支配してた。




そして、


5人が揃う。





「おはよ」と笑うニノを見て
おいらの鼓動は高まった。







次の瞬間、

ニノを襲いたくてたまらない気持ちになった。






どうしよう…




まだ仕事もしてない。





なんでこんなにムラムラすんだろ。。。






衣装に早く着替えようとか


今日何時に終わるかなとか



色々考えてみても、





ニノを食いたいという欲求が

どんどん思考回路を埋めていく。




今はダメだと分かっているのに



どうにもならない欲求を抑えられない。






ハァ……ハァ…







「大野さん、どした?具合悪い?」




「あっ、ううん…」






ダメだ……今話しかけてくんな…






「準備もーちょいかかるから寝てれば?」






違うの、翔ちゃん、






心配そうにこっちを見るニノ。





ダメだダメだ…っ






下半身が熱くなるのを感じる…





恐る恐る見てみると








え……ちょっと勃ってる…




嘘だ……ニノのこと…見てるだけなのに…






ヤりてぇ……っ






これ以上ここにいたらおかしくなる…





早くニノから離れなきゃ





ちょっと出てくると言って楽屋を飛び出した。








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