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青色と黄色の短編集

第18章 慢性的な愛

Nside




家に来た大野さんは
荷物を置いて手を洗ったらすぐに寝室に行く。



俺も着いて行って、
ドアを閉めた瞬間ベッドに押し倒される。




「うぁ…っ///」



「んん…っ……」



馬乗りされて乱暴にキスをくらうけど
抵抗しないで必死に応える。



本当はもう少し優しいキスから始めて欲しいけど
大野さんにそんな余裕ないから。



耳たぶでいやらしい音を立てたあと
キスする場所がどんどん下に降りていって
首筋と鎖骨を舐められる。



「あッ……ん…っ……ゃぁ…///」



チュッ…チュッ…



気持ちよくて体を仰け反る俺を
ベッドに押さえつけて
身体中を噛み付いてくる大野さん。




器用にパンツごと脱がされて
緩く主張してきてるモノが露わになる。


大野さんはいつの間にか全裸になってて
ソレは俺のと同じように勃ち初めてる。





四つん這いになるように言われて
おしりを持ち上げられる。



俺の先から出てる液で穴を溶かされて
指が増えてくのを感じた。




「あっ…はやい…ッ///」



「あんま締めんなよ」



「わかんな…もん…ンあッ///」




大野さんが家に来てここまで3分くらい。




最初のキスとかはほんとお飾りみたいなもんで


大野さんの目的はこっから。




大野さんのモノがあてがわれて


ズブズブ挿れられて


一呼吸置いたらすぐに激しく突かれる。






「んあっ…んんっあっあっんっ///」




「カズ…っ、カズッ…」




俺の名前を呼びながら
腰を押えてどんどんスピードをはやめていく。





「あッ、も、、、ぁんッ…イキそ…っ///」




「俺も…中に出すよ…っ」





俺はシーツをぎゅっと掴んで

大野さんは俺の腰に押し付けるようにして



お互い絶頂を迎える。






これがいつもの流れ。





家に来て会話もなく
1番初めにすることがこの行為。




いつも余裕ないし。




初めの頃は行為に喜びを感じてたけど、



大野さんにとっての俺は
もう欲を満たすための人でしかないのかなぁ


なんて思っちゃうよね…。




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