
青色と黄色の短編集
第19章 豹変も愛情
「ほら行くぞ」
智に手を引っ張られて
半ば強制的に連れてこられたのは僕らの愛の巣。
次の日が休みって日の夜とオフの日は
この愛の巣で過ごしている。
智は優しい。
穏やかで、のんびりしてて、落ち着く雰囲気。
でもそれは仕事をしてる時の話。
プライベートというか、僕と2人きりになると
智は豹変する。
僕を愛するあまり、独占欲が物凄く強い。
付き合いたての頃はそうでもなかったのだけど。
ほぼ毎日監禁状態で、
強調とか開発とか、
智の思うままに僕は支配されている。
拒否権はない。
智がシたい時にシて、
御奉仕させられて、
恥ずかしいことたくさんさせられて、
僕はもう彼にとって性奴隷なのかもしれないとか
思う時がある。
大好きな智を満たすためなら
なんだってする。
