
青色と黄色の短編集
第19章 豹変も愛情
家に着いて荷物を玄関に下ろすと
リビングを通らず寝室に直行。
上着を脱いだらベッドに押し倒されて
強引にキスされる。
乱暴に馬乗りされて
狂ったような勢いで襲いかかってくる智。
チュッ…チュッ……
「んっ…ぅ……はぁ…ッ」
何度も何度も角度を変えて貪られる。
智は僕の顔を両手で包んで
僕の口の中まで侵食してきた。
「ぁ…ぅん…ッ……」
智とのキスは気持ちよくて、
唾液が糸を引くのもキスの音が部屋に響くのも
全部快感に繋がっていく。
チュッ、チュッ、、、チュッ、チュッ、、、
でも全然やめてくれないから息苦しくて、
顔を押さえられてるからどうにも出来ず
ただただ涙目になる。
「はぁッ…ぁ……ぅ…」
やっと顔を離してくれたと思ったら
智の舌は輪郭と首筋、鎖骨へと這って行く。
「あっ…はぁ…ッ///」
くすぐったくて身をよじるけど
またすぐに肩を押さえられて動けなくなる。
「あぁっ…ん///」
少しずつ下りていった舌はやがて胸に到達した。
男性は女性に比べて感じにくい場所なのだけど、
智に開発されているせいで
僕は敏感に感じてしまう。
シャツの上から乳首の辺りを舐められて
反射的に声が出た。
「あんっ///」
「たまんないね…」
智はニヤリと笑って僕の胸に顔を埋めた。
「んあっ、やぁ…ッ…ぁッ///」
ん……
「んっ、あっ、あん…ッ///」
ピチャッ…ピチャ…
右の乳首を舌で弾かれ、時々甘噛みされる。
智の唾液を遠慮なく吐かれて
服の上からビチャビチャ音を立てて舐められる。
耐えられない快感に声が大きくなってしまう。
「あぁっ、んんッ…///」
左の乳首は指で弾かれ、親指で潰される。
取れるんじゃないかってくらい引っ張られて
だんだん下半身が疼いてくる。
でもまだそこはいじってくれない。
僕は智に乳首を開発されてる途中だから、
じっくり時間をかけて乳首攻めを受ける。
「直接されるのが好き?」
「うん…っ///」
「じゃあ服脱いで?」
僕はTシャツとパーカーを脱いで
上半身裸になった。
