
青色と黄色の短編集
第19章 豹変も愛情
慣らしてもいないのに
智は容赦なく腰を動かす。
「やぁっ、いっ……んッ///」
「カズッ、カズ…ッ、」
僕の声を呼びながらスピードを一気に早める。
「んあっ、んんっ、あっあっんっ///」
2人の荒い息遣いと
肌と肌がぶつかるやらしい音と
僕の喘ぎ声が刺激になって鼓膜を侵してくる。
「やんッ…も…イキそ、あぅッ///」
「イイよ…っ」
「あッ、イッちゃうぅ、んあっ、ぁッ……///」
2回目の絶頂を迎えてもう力が入らない。
智は僕のナカに出して
ゆっくりモノを引き抜いた。
「うっ…///」
すぐイッちゃうのが情けなくて
また涙が出てくる…。
もう限界なのに
体制を変えて今度は向き合うようにして
もっかい挿れられる。
激しく揺さぶられて
智が満足するまで何回もシて…
ここんとこ毎回のように気を失ってる。
ほんと性奴隷じゃん僕…。
でも気持ち良くて、嫌だって言えない。
智が僕だけを愛してくれてるのは知ってるから。
「自分で乳首弄って」
サトシの命令は絶対だから
泣きながら弄る。
何回かイカされたあと意識が飛んで
目が覚めた時は身体が綺麗になっていた。
起き上がろうとしたけど全身が痛い…
しかも服着せてくれてないのね…
いつもの事だけど…
やっとの思いでリビングまで行くと
智が1人でお酒を飲んでいた。
智はバスローブを着ててすっごいかっこいい。
僕に気づいた智が
「おいで」と手招きした。
激しく扱ったあとは優しくしてくれる。
そのギャップにまた下半身が疼く僕は
やっぱり開発された身なんだろうな。
「風邪ひく…」
「あ、悪い悪い、
さっきカズの写真撮ってたから…」
そのケータイ絶対落とさないでよ…?
っていうかどんな写真撮られたの?
いつも聞くけど絶対見せてくれない。
恥ずかしいよぉ…///
僕もバスローブを着せてもらって
智と向き合うように膝の上にちょこんと乗る。
「ごめんな、
お前のこと好きすぎて我慢できねぇの…」
「智…ッ///」
そう言われると嬉しくて
智に抱きついた。
end(続くかも)
