子供じゃない…上司に大人にされ溺愛されてます
第5章 俺の天使
涼くんが連れてってくれた場所は、高級そうなブティックだった。
慣れた様子でお店の美人に話をして、どうやらあたしの服を買ってくれるみたい。
戸惑うあたしに、あれこれ服を持って来てくれる定員さん、
試着室でワンピースを何枚か着て、体のラインが分かるような、
清楚なワンピースを着て、涼くんが納得したように頷く。
パンプスもついでに買ってくれて、お祝いだからと言われて、甘えてしまう。
腕時計を見る涼くんと、急かされるように店を出て、次に連れてってくれたのは高級ホテル。
聳え立つ大きなホテルを見上げて、呆然とするあたし。
慣れた様子でホテルに入り、エレベーターに一緒に乗り、
レストランへと案内された。