子供じゃない…上司に大人にされ溺愛されてます
第1章 片思い
ぞくぞくして体が震える。
「震えちゃって可愛い……、愛莉の嫌がるようなことはしないから、気持ちいいことしかしない」
唇を離して、誠也さんの唇があたしの首筋にキスをする。
舌が甘く首筋を伝い、キスの雨が首筋から胸元へと向かい、舌を這わせながら時折軽く吸われる。
信じられない……。
ずっと子供扱いされ続けて来たあたしが、真木部長みたいな王子様みたいな人が。
あたしのこと、お姫様扱いしてくれて、優しい言葉と蕩けるような嬉しいこと言われて……。
これはやっぱり夢なんだ。
現実にこんなこと、有り得ない。
痺れるような快感に、びくりと体が震えた。
「……ひゃあ……っ」
あたしの口から、甲高い声が洩れて、誠也さんがふっと甘く笑う。
「可愛い声……もっと聞かせて、声、我慢しなくていいから、愛莉の全部を見せて?」
あたしの両足がゆっくりと開かれて、いつの間にかソコにいたのか、
誠也さんの綺麗な顔があたしのあそこに近付いて、赤い舌を尖らせてるのが見えた。
ちゅぷ、ちゅるちゅるちゅる、
ぴちゃぴちゃぴちゃ……。
あたしのあそこを舐める誠也さんに、驚いて悲鳴を上げる。
「……やぁっ、そんなとこ……っ、ダメです…っ、……あぁっ…?」
誠也さんの形のいい頭に手を置いて、あそこから離れて貰おうとするのに。
力が入らない。
「……どうして?愛莉のここは、蜜が溢れてどんどん濡れているのに?……ここも尖って、可愛い……食べてしまうよ?」
ぴちゃぴちゃぴちゃ
くちゅくちゅくちゅ
誠也さんの舌があたしのあそこを、信じられない動きで舐めて、
入り口までこじ開けようと、甘い刺激と共に出し入れされてしまう。
「あっ…あっ…あっ…やぁっ、……ダメ…っ」
蕩けるような快感が痺れるように全身に伝わり、活きのいい魚のように、
ベッドの上で体が勝手に跳ねてしまう。
「可愛い愛莉……、そんな顔されると、堪らないな……もっともっと気持ち良くさせたいのに、余裕がなくて悪い」
何度も熱いため息をつく誠也さん、呼吸を整えるようについている。
そのしなやかな指が、あたしの胸を優しく揉む。
「……思ったより大きいね、やらしい体だ、もう誰にも見せてはいけないからね?」