子供じゃない…上司に大人にされ溺愛されてます
第5章 俺の天使
どうして涼くんがこんなこと……?
呆然としたままの頭の中、
快感に支配され、理性が飛んでいく。
信じられない。
あんなに好きだった、涼くんとこんなこと……。
気持ち良くて堪らない、なんて。
快感には抗えない。
涼くんを否定する言葉が出ても、体は受け入れて、淫らに乱される。
ズクッ、ズクッ、ズクッ
出し入れされる度に、痺れるような快感が全身に広がり、
無意識に腰を揺らし、蜜が溢れてるのが分かる。
こんなに酷く貫かれてるのに、嬉しいと思う自分がいる。
やっと涼くんと、そう思う自分に戸惑う。
『そういう関係なら、大歓迎』
そう言っていた涼くんと、あの時、こうなっていたら?
頭の中はごちゃごちゃしてるのに、快感で理性が飛んで、
涼くんの事しか考えられない。
「あっ…っ、ダメ…っ、イ…っ、イく…っ、あっ~~~~~っ!」
びくんっ、
体が痙攣して、仰け反って震えて、絶頂を迎える。
「……すげ…締まる…、お前の中…ヤバい…、まだ……離さないよ…」
一瞬だけ動きは止まるのに、
涼くんはまだイってないのか、また、腰の動きは激しくなる。
ズッ、ズッ、ズッ
片足を持ち上げられて、腰が浮いて、奥を深く貫かれ続ける。
痙攣のような震えが止まらないまま、
快感を与えられて、
頭の中がふわりとなる。
「……やぁ…気持ち…い……あっ…おかしくなりそ…っ」
ズッ、ズッ、ズッ
蕩けそうなあそこの中で、ぐちゅぐちゅと暴れ続ける、
涼くんの肉棒。
あたしのあそこに隅々と押し入って、時折ぐるりと抉られる。
もうダメ…
止まらない快感を与えられ過ぎて、
目隠ししていたからか、敏感な体に、強い刺激が堪えられずに、
意識を手放した。
「ごめん……」
耳元で涼くんの声が、聞こえたような気がした。