『ま゜』
第5章 神戸港連続殺人事件
「でも、なんで水戸さんがそんな世界にいるのよ?」
水戸さんは、文字を打つ。
《わからないの。ただ、ゲームをクリアしないと戻れないらしくて、クリアするために助けとなる相方を呼んでいいって言うから、音子ちゃんを選んだの》
「ふんふん……えっ! それで私、こんな所に放り込まれたの!? なに、ゲームクリアって……」
その質問に、ゲームの神が答えた。
“迷いこんだ者が、ここを出るには、6つある世界のうち、4つをクリアしなければ元の世界には戻れない。ただし、大神とやら、お主は、ここをクリアすれば元の世界に戻ることが出来るぞ”
「はぁ? なんで私がゲームなんかするのよ。わけわかんないんですけど?」
水戸さんは、文字を打つ。
《これからやるゲームだからこそ、音子ちゃんを呼んだの。これは音子ちゃんにしか出来ない》
「ふん……ゲーム……私しか出来ない? ここはなんのゲームよ。まるで絵に書いたような港だけど……」
“神戸港連続殺人事件てゲームの舞台じゃよ。だから、犯人を推理すればいいだけだ”
「え、私、頭使うの苦手ぇ~。てか、さっきから誰が喋ってんの? この薄っぺらい人?」と音子は、ゲームキャラのマサを指差した。
「はじめまして、ボス、マサと呼んでください」
「なにこれ? まったくの無表情で喋ってくるんですけど……」
水戸さんは、1つ1つ音子に説明するのが、じゃまくさかった。
水戸さんは、文字を打つ。
《わからないの。ただ、ゲームをクリアしないと戻れないらしくて、クリアするために助けとなる相方を呼んでいいって言うから、音子ちゃんを選んだの》
「ふんふん……えっ! それで私、こんな所に放り込まれたの!? なに、ゲームクリアって……」
その質問に、ゲームの神が答えた。
“迷いこんだ者が、ここを出るには、6つある世界のうち、4つをクリアしなければ元の世界には戻れない。ただし、大神とやら、お主は、ここをクリアすれば元の世界に戻ることが出来るぞ”
「はぁ? なんで私がゲームなんかするのよ。わけわかんないんですけど?」
水戸さんは、文字を打つ。
《これからやるゲームだからこそ、音子ちゃんを呼んだの。これは音子ちゃんにしか出来ない》
「ふん……ゲーム……私しか出来ない? ここはなんのゲームよ。まるで絵に書いたような港だけど……」
“神戸港連続殺人事件てゲームの舞台じゃよ。だから、犯人を推理すればいいだけだ”
「え、私、頭使うの苦手ぇ~。てか、さっきから誰が喋ってんの? この薄っぺらい人?」と音子は、ゲームキャラのマサを指差した。
「はじめまして、ボス、マサと呼んでください」
「なにこれ? まったくの無表情で喋ってくるんですけど……」
水戸さんは、1つ1つ音子に説明するのが、じゃまくさかった。